20年 門別 第10回 コスモバルク記念を考える
4/23 木曜日に門別競馬場で行われる 第10回 コスモバルク記念(ダ1800m・発走20:40)
ホッカイドウ競馬でデビューし、JRAの芝重賞、更には海外GⅠで勝ち星を挙げたコスモバルク。その功績を称え、名を冠したレースも今年で10回目を迎えます。
過去5年の結果を調べ、レース傾向や好走馬の特徴、共通項などを炙り出してみたいと思います。
■コスモバルク記念の出馬表はコチラ👇
[ポイント①] 前年の道営記念好走馬に注目
ホッカイドウ競馬は開幕直後。新年度、最初に行われる重賞競走がこのコスモバルク記念となります。毎年、ホッカイドウ競馬の中、長距離カテゴリーの一線級が出走しますが、過去5年の③着以内15頭を調べると
前年度の道営記念(グランプリ)に出走 ⇒ 15頭中11頭が該当
その11頭の前年、道営記念の結果はどうだったのでしょう?
15年 ①着 ①着(1番人気)
③着 ②着(4番人気)
16年 ①着 ②着(2番人気)
②着 ⑦着(3番人気)※15年王冠賞(門別1800m)優勝
17年 ①着 ②着(1番人気)
②着 ⑥着(2番人気)※16年王冠賞(門別1800m)②着
③着 ③着(5番人気)
18年 ②着 ③着(2番人気)
③着 ②着(1番人気)
19年 ①着 ①着(1番人気)
③着 ③着(4番人気)
☆太字は過去のコスモバルク記念で③着以内に好走歴あり
基本的には③着以内、もしくは前年の王冠賞で連対しているのが望ましいですね。
また太字で記した通り、過去の好走馬が好調なのも特徴。リピーターは侮れません。
さて、15頭中、非該当馬4頭中2頭はJRAからの移籍組。
JRAでの最終格付けはOP、準OPが各1頭。
また前2走以内に④着以内と善戦していた。凡退続き、頭打ちで転入してきた馬は割り引いて考えたいところ。
残る2頭中1頭は2年前の当レースを制しており、もう1頭は前年、同じ門別1800mを舞台に行われた王冠賞を楽勝していました。
①前年の道営記念③着以内馬に注目
②非道営記念出走馬でも過去のコスモバルク記念好走馬、前年王冠賞連対馬は軽視不可
③JRA移籍組は最終格付け準OP以上+前2走で➃着以内に入っているかチェック
では今年の出走馬で上記の条件を満たしているのは・・・
❶ドラゴンエアル 18、19年コスモバルク記念好走
❻リンノレジェンド 19年道営記念①着
❾モズオトコマエ 19年道営記念③着
[結論]
JRAからの強力な移籍組が不在となる今年は前年、道営記念上位馬とリピーターによる争いとなるのが濃厚でしょう。
さて、前年、道営記念上位馬ですが、着順毎にコスモバルク記念での成績をまとめると
☆左から古い順(不は不出走)
道営記念①着馬 ①不不⑧① ワイド率66%
道営記念②着馬 ③①①①不 ワイド率100%
道営記念③着馬 ⑧⑦③②② ワイド率60%
②着馬が狙い目となることがよく分かります。
また9歳以上の高齢馬が劣勢である点からリピーターのドラゴンエアルも軸には据えづらいところ。
馬券は❸ステージインパクトの単勝と❶❻❾への馬複と3連複を狙ってみたいところですね。
《結 果 発 表》